名古屋市にて、お寺の庫裡屋根の瓦葺き替え工事を行いました。
寺院建築は一般住宅と異なり、
・屋根勾配が独特
・瓦の納まりが複雑
・棟の施工精度が重要
・雨仕舞い(あまじまい=雨水処理技術)がシビア
など、高度な施工技術が求められます。
今回の工事では、
既存瓦の撤去から防水処理、棟の積み直し、大工工事による庇(ひさし)新設まで一貫施工いたしました。





既存瓦を一枚ずつ丁寧に撤去していきます。
寺院の瓦は重量があり、割れやすいものも多いため慎重な作業が必要です。
瓦を撤去することで見えてくるのが下地の状態。
・野地板(のじいた:屋根の下地板)の腐食
・雨水の侵入跡
・木部の劣化
を細かく確認します。
見えない部分をどこまで確認・補修できるかが、本当の技術力です。


瓦の下には防水シート(ルーフィング)を施工します。
これは「二次防水」と呼ばれる重要な工程です。
瓦は完全防水ではありません。
強風時の吹き込みや万が一の雨水侵入を防ぐのがこの防水層です。
今回使用したのは耐久性に優れた改質アスファルトルーフィング。
名古屋市は台風や集中豪雨の影響も受ける地域のため、
耐久性と防水性能を重視した材料選定を行っています。





棟(むね)は屋根の頂上部分で、最も雨風の影響を受ける重要箇所です。
施工精度が悪いと、
・棟崩れ
・漆喰の剥がれ
・雨漏り
の原因になります。
今回の施工では、
・南蛮漆喰を使用
・芯木の固定強化
・銅線による緊結
伝統工法をベースに、耐震性を高めた施工を行いました。
見た目の美しさと耐久性の両立を意識しています。





今回、新たに庇を設置しました。
庇は単なる装飾ではなく、
✔ 雨だれ防止
✔ 木部の劣化軽減
✔ 外壁保護
といった重要な役割があります。
大工職人と連携し、屋根との取り合い(接合部)を正確に施工。
雨仕舞いの精度を高め、長期耐久性を確保しました。


■ 名古屋市で寺院・瓦屋根の葺き替えならお任せください
寺院や神社などの伝統建築は、
一般住宅以上に施工経験と知識が必要です。
✔ 瓦屋根葺き替え
✔ 棟の積み直し
✔ 雨漏り修繕
✔ 下地補修
✔ 部分修理対応
名古屋市で寺院屋根工事をご検討の方は、ぜひご相談ください。


